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真珠の核入れって?

少し前の記事になりますが…。

読売オンラインさんでこんな記事を発見しました

 

・・以下、記事を一部抜粋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

養殖真珠の産地・対馬で、アコヤガイに真珠のもとになる玉(核)を移植する

「玉入れ」が最盛期を迎えている。

品質の良しあしにかかわる大切な作業だけに、従業員の表情は真剣そのものだ。

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真珠の核入れがはじまりましたよ~という記事なのですが

そもそも「核入れ」って何?という方に少しだけ解説。

 

nwi_011

「挿核施術(そうかくせじゅつ)」とも言われるこの作業

貝にとっては大手術なんです

 

上の写真のように1つ1つ人間の手によって行われます。 

たとえばアコヤ真珠を養殖する場合

アコヤ貝の中にピース(生きた貝から採取した真珠層を分泌する細胞の断片)を入れます。

このあとの中ではピースを包んで真珠袋というものをつくり、その中で真珠が作られていきます。

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貝の大きさにもよりますが、1つの貝に1~5個のが入れられます。

上の写真のようにをひらいて入れていくのですが

にとって異物であり、この施術をすることはにとって非常に大きな負担になります。

時間がかかったり何回もやり直してしまうと、その後の生育状態にも影響がでます。

いかに正確に、早く作業ができるかが、珠の良しあしにも関わるのです。

 

ただ、やはりは生き物なので、いくら挿核がうまく出来たとしても

その後の長い養殖期間中にダメになってしまう貝もあります。

(生存率は1年間養殖で70%、2年間養殖で50%程といわれています)

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つまり、私たちが普段身に着けている真珠は

貝が大変な思いをして1粒1粒大切につくりあげたものなんです。

 

もちろん、貝が育つ環境を作って守る人や、真珠を育てるための貝を育てる人

先ほどの挿核施術をする人、出来上がった珠を選別する人、それを商品に仕上げる人etc…

たくさんの人の手によってつくられています。

 

今お持ちの真珠、これから買おうと思っている真珠

ぜひぜひ大切につかってくださいね☆

 

読売オンラインさんの元記事はこちらから

真珠のお手入れ法はさし源HP内の真珠ページをチェック☆

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