象嵌作家・塩島俊彦の世界『ピクウェ』展開催のお知らせ

本店限定

塩島俊彦の世界『ピクウェ』

2019年6月9日(日)・10日(月)

 

『Pique（ピクウェ）』とは、ベッコウや真珠母貝などの有機素材の表面に、金、銀などから作られた模様を押し込む技法のこと。

ルイ14世の頃のフランスで生まれ、やがて英国に渡り19世紀半ばまではトレイや化粧道具入れなど実用具の装飾に多く用いられ、その後装身具へと発展していきました。

しかし、19世紀末頃を最後にピクウェの技術が途絶えてしまったのです。

それから100年以上もの時が流れ、多くの職人達が再びピクウェに挑戦するも全て失敗。とうとう幻の技術となってしまったのです。

そして現在、塩島敏彦氏によるこの技法が華開くこととなったのです。

そんなピクウェが見られる展示会を2日間限定で行います。

全て1点物の、美術館に並ぶようなハイクオリティな品々が一堂に見られます。

もちろん新作もありますのでお楽しみに♪

当日は塩島氏も来場します。

とっても優しくて楽しい方ですので、おしゃべりも楽しいですよ（笑）