Pique~塩島敏彦の世界~
2017/06/18
本日から2日間、本店にて
Pique~塩島敏彦の世界~ を開催中です。
Pique(ピクウェ)とは?
基本的には、ベッコウ、象牙、真珠の母貝など「有機素材」の表面に、
金や銀、まれに真珠貝などから作られたデザイン模様を連続して押し込み、
その連鎖模様を楽しむ技法のことです。
ピクウェの語源はフランス語の「Piquer」で、これは突き刺す・ピンで留めるという意味があります。
この技法、もともとはルイ14世のころのフランスで生まれ
当時は別項で作られた家具やトレイなど実用品の装飾に使われていました。
その後、オランダやイギリスにも技術が伝わりましたが
19世紀末にかけて、 ピクウェの製造も、ピクウェに対する関心も下火となりました。
技術としても消え失せ、わずかにアンティークの世界でのみ19世紀の作品が取引されていました。
そのピクウェの技術を世に復元したのが塩島敏彦なのです。
現在は世界で唯一の「pique(ピクウェ)作家」です。
塩島先生はこのピクウェのほか
・アイボリーカービング(下記写真 左)
・パートドヴェール(下記写真 中)
・ミニアチュール(下記写真 右)
を手がけていらっしゃいます。
先生ご本人も来場し
作品の魅力などを直接聞くことができます!
ぜひ、お話を楽しみながら実物をじっくりご覧くださいませ。
6月18日(日)、19日(月)の2日間限定です。
興味のある方はぜひお店をのぞいてみてくださいね!!