婚約指輪に使われるダイヤモンドの品質
2017/01/21
ダイヤモンドの価値をきめる「4C」
エンゲージリング(婚約指輪)を選ぶうえでとても大切なポイントになります。
店頭でもスタッフがわかりやすくご説明させていただきますが
事前に知っておくとより良いでしょう♪
また、皆様のご希望に合わせてダイヤモンドをお探しすることもできますよ。
CARAT(カラット)
ダイヤモンドの重さの単位をあらわし、1カラットは0.2gに相当します。
語源は紀元前500~600年ごろ、インドのドラヴィタ人がダイヤモンドを計る際に使用していた
鍾用の豆「カロブ」からだといわれています。
実際その豆の重さが1粒あたり0.2gということで、その豆の値をとっても均質であることから
目方を量る鍾に非常に適していたとされています。
COLOR(カラー)
最上級の無色(Dカラー)を筆頭に、徐々に黄色みを帯びていくのがダイヤモンドの色の特徴です。
無色のものほど光を通過させ、ダイヤモンド特有の虹色の輝きを放ちます。
ただし、ピンク、ブルー、パープル、グリーン、オレンジなどのファンシーカラーは
希少なため、別の評価となり価値が高いものも存在します。
CLARITY(クラリティ)
炭素の結晶体であるダイヤモンドには、結晶化しなかった炭素がかすかに内包されている場合があります。
この内放物をインクルージョンと呼び、さらに透明度を妨げる傷を合わせて価値を判断します。
これらが少ないほどダイヤモンドの価値は高くなります。
多くは、肉眼で発見できない物ばかりですので10倍ルーペを用いて鑑定します。
まったくの無傷でインクルージョンがない物が最高とされ、内放物の量が増えるにつれ価値が低くなります。
CUT(カット)
ダイヤモンドの輝きを決めるもっとも重要な要素にカットがあります。
カラーやクラリティ、カラットのように石そのものの質ではなく
人間の手でその価値を高めることのできる部分でもあります。
光の屈折を決めるプロポーションと研磨によって引き出される輝きが
ダイヤモンドの良さを一層際立たせます。
丸型のラウンドブリリアントカットはダイヤモンドの美しさを
最大限に引き出す形と呼ばれ、最も人気が高いものです。
このほかに、オーバル、ハートシェーブ、マーキズなど様々なカットが存在します。