結婚指輪に裏石を入れる意味とは?
パートナーとの絆を深めたり、お守りの意味で入れる人が多いようです
見えないからこそ、心が満たされるのが裏石です
結婚指輪の内側には、結婚した日付やお互いの名前、またはイニシャルなどを彫るのが一般的ですが、それだけではなく小さな宝石をつけることがあります。これが結婚指輪の裏石。指輪の裏側にくぼみを作ってそこにはめ込むもので、指に嵌めると全く見えなくなるものですから、ごくごく小さな宝石です。入れる意味は人それぞれですが、パートナーとの絆を深めたりお守りの意味で入れるのが一般的でしょう。
相手の誕生石で絆を確認
裏石として何の宝石を入れるのかはとくに決まっているわけではありません。そのため、好みの宝石を入れればよいのですが、その時にパートナーの誕生石を選ぶのも素敵です。常に身につけておく結婚指輪の内側にパートナーの誕生石をつけることで、いつも一緒にいるような、心の絆を感じることができるでしょう。自分の誕生石を入れる場合もありますし、2つ裏石を入れられる場合は自分と相手の誕生石を並べて入れることもあります。
お守りとして裏石を入れる
パワーストーンとも呼ばれるように、宝石にはそれぞれ力が宿っていると考える人もいます。アメジストはつながり、アクアマリンは思いやりや幸福といったように、結婚指輪に適した石言葉をもつ宝石も少なくありません。そういった石のもつパワーをお守りとするために、結婚指輪の内側に裏石を入れることもあるでしょう。普段から身につけている結婚指輪は、お守りとするには最適なのです。
サムシングブルーのひとつとして青い宝石を入れることも
サムシングフォーというのをご存知でしょうか。もともとはマザーグースの一節に端を発する欧米の風習ですが、サムシングニュー(何かあたらしいもの)、サムシングオールド(何か古いもの)、サムシングボロー(何か借りたもの)、そしてサムシングブルー(何か青いもの)を身につけることで幸せな花嫁になれるというものです。指輪の内側に埋め込んだ青い宝石は、サムシングブルーとしては最高に適しているといえるでしょう。
まとめ
裏石は、表からは見えませんが、お守りとして好きな宝石を入れたり、誕生石を入れたりすることが多いです。また、結婚指輪はパートナーとお揃いで作るのが一般的ですから、お互いの誕生石を入れて絆を確認するのも素敵です。特に決まりがあるわけではないので、好きな裏石を選んで入れるとよいでしょう。