令和婚に間に合う(!?)ためのダンドリ ~プロポーズ編 その3~
2019/06/20
令和となり結婚がちょっとブームですね。
5月1日に「令和」となった直後に役所に婚姻届けを提出した方もいらっしゃれば、この令和元年のうちに入籍したいと考えてる方などさまざま。
その「元年」もあと半年ほど。
結婚は一生に一度の事ですので、令和婚ブームに焦ることなく丁寧に進めていきたいですよね。
前回の~プロポーズ編 その2~ではダイヤモンドのお話をしました。
今回はそのダイヤモンドの「カット」についてもう少し掘り下げます。
ダイヤモンドのグレードは大きく4つ。
大きさ(正確には重さ)を計測したカラット。
無色透明かどうかを示すカラー。
より純粋かどうかを調べるクラリティ。
そして人間の手により左右されるカット。
エンゲージリングに使用されているダイヤモンドのほとんどは、
ラウンド・ブリリアント・カット
と呼ばれています。
ん?なにそれ??
と聞きなれない横文字に一瞬悩みますよね~
ラウンドとは丸、つまり上面から見た時の形状のこと。
ブリリアントとは、きらめくとか光り輝くという意味があります。
反射や屈折率などを数学的に計算し、一番美しく輝くカットの形状や角度を算出したのだそうです。
そしてよく見るとダイヤモンドは小さな面でできています。
ラウンド・ブリリアント・カットは58面体。
じゃあ「もっと面を増やせばもっと輝くのでは?」と考えませんか?
先にもありますが緻密な計算により生み出されているので、ただやみくもに増やしても反射がうまくいかず、輝かないのです。
その中でも面数が多く、そして美しいカットをいくつか紹介します。
1、さくらダイヤモンド
形状が10角形で、87面体カット。
正面が5角形となっているため、ダイヤモンドをのぞき込むと、桜の花びらが浮かんでいるように見えるのが特徴です。
注意:中央のピンク色はわかりやすく色づけしています。通常では見られません。
2、アントワープブリリアントカット
形状が8角形で、97面体カット。
ダイヤモンド研磨の聖地「ベルギー・アントワープ」で研磨技術の積み重ねと研究により誕生。
専属ダイヤモンドカッターであるフィリッペンス・ベルト氏のみが研磨できる特殊なダイヤモンドです。
画像がないのでこちらより専用サイトをご覧下さいね。
3、5EX(ファイブエクセレント)ダイヤモンド
カットグレーディンには、
・形状=プロポーション
・対称=シンメトリー
・研磨=ポリッシュ
の3つを評価するのが一般的ですが、さらに、
・反射=リフレクション
・鏡面=サーフェス
の5つを評価し、より輝きを追求しているのがこの5EXダイヤモンドです。
形状や面数は、ラウンド・ブリリアント・カットですが、さらに上級の輝きを求める方にはおススメです。
これら特殊カットのダイヤモンドは、お作り出来るエンゲージリングのデザインが限定されることがあります。
詳しくは店頭にてご相談ください。
☆次回は「いざエンゲージリングを買うぞ!」という方へのアドバイスをします。