引出結納品
結納飾りなど使えるものはそのまま使い、紙とふさは、赤色から松葉色(緑色)に包み替えをします。
その他取り換え
生もの「スルメ」「コンブ」は新しい物へ取り換えます。
勝男武士
男性の縁起物として東海地方では、引出
結納時に一品として加えます。
引出結納目録
結納のしおりより
目録の記入項目
- 「小袖料」から「袴料」となり、「小袖料」の1割もしくは着物又は洋服を用意します。
- 本人様記念品
- 酒料として「家内喜多留料」から「諸白料」となり、「家内喜多留料」の三分の一もしくは1割を用意します。「酒肴料」で頂いた時は、「酒肴料」のままで用意します。
※結納の品にスルメ・コンブが付く場合の酒料は「家内喜多留料」・付かない場合「酒肴料」としてスルメ・コンブを含めているように書きます。 - その他引出結納に付ける品々とその数を書きます。
※引出結納では、「寿留女」⇒「寿留芽」・「子産婦」⇒「幸運夫」と書き換えます。 - 両家のお名前
いただきました「結納目録」に従い、書きます。 - お持ちになる年月
※日付は書かずに「吉日」と書きます。
荷物目録
結納のしおりより
目録の記入項目
昔は、荷物目録・調度品目録と荷納めする品物を詳しく書きました。最近では、大きなもの貴重品・誰でも持って行くものを選び、お祝い事なので奇数もしくは、1枚に掛ける最大の17・18点を書きます。
-
お客様には、荷物目録に書く品物を列挙いただきただきます。
-
書き順に従い、お選びいただいたお品を並べ替え書いてまいります。
-
最後に書けないその他諸々を表す「釣台一荷」を最後に書きます。
※具体的書かずに「家具一式」「夜具一式」「電化製品一式」など書く場合もあります。 -
お持ちになる年月
※日付は書かずに「吉日」と書きます。 -
結婚されるお嬢さんの名前を書きます。
受取目録
「結納」の時に男性の方で用意いただいた場合は、「引出結納」の時に女性側で用意します。
受取目録
白木盆(足無)に熨斗・末廣と受取目録をのせて、用意します。
風呂敷
受取目録を持ち帰る相手様のためにあらかじめ用意し、目録の下に置くのも大切な気配りです。
よくある質問